Sunday, December 6, 2009

26日目

師走に入ったけれど週末の病院は特に変わりない。このところ年末なので懇親会などのお誘いメールをいただくけれど、「結核なもんで・・」と戻すと大変驚かれるくらいだ。

ジャッキーさんたちA棟組の女性陣と、共有スペースで遭遇したのでしばらく立ち話をする。

ジャッキーさんは来週水曜日に退院するそうだ。ジャッキーさんと一緒にいた女性は、わたしのベッドの前の住人で、入院後2週間で感受性が出て、ジャッキーさんを追い越して早々にA棟に移ったのだけれど、その後、痰の菌がマイナスにならず、あとから移って来たジャッキーさんのほうが先に退院になった。ちなみに鼻歌さんはまだ。
「B棟は一日が長いでしょう、早くA棟においで~」と言われる。はい、行きたいです。

彼女の同室には、B棟に9ヶ月いた若い女性がいて、その人は重症患者として他の病院から移ってきた人なのだそうだ。そもそも病院を訪れたのが遅かったことが重症化の原因なのだけれど、転院後B棟から移るのに9ヶ月もかかってしまったのは、耐性菌だったことによるそう。

感染した菌によっては、薬の効かない耐性結核菌の場合がある。結核研究所などで、そうした薬への耐性を持つ菌への新薬を開発しているそうなのだが、たまたま作られていた新薬が彼女の菌に効くことが分かって、ようやく白いリストバンドに変わり、近ごろA棟に移ったとのことだった。

わたしも症状的には良くなっている気がするけれど、感受性が出るまでは耐性菌かどうかははっきりしないので怖い。4種飲んでいるうちのすべての薬に対して感受性が出ないと完全には結核菌を退治することができないそうで、他は効いているのだが1つだけが合わないという場合もあるということだった。