Monday, December 21, 2009

41日目

身支度を整えて朝からスタンバること数時間、午後2時になってようやく気管支鏡検査の順番が回ってきた。前回とは病院が違うため、麻酔の薬や使用する機器のタイプが異なり、今日使った麻酔スプレーが大きかったので、途中で何度かおえっと戻してしまった。
検査自体は、咳き込むことも息が吸えずにパニックに陥ることもなく、あっという間に終了。心配されていた気管支狭窄は現時点では起こっておらず、順調に回復して気管支もだいぶきれいになっているとのことだった。

結構強い安定剤を打ったために、車椅子で部屋に戻ったときはまだ朦朧としている真っ最中。「ただいま~」と頑張って口を開いてみたけれど、咽喉の麻酔が掛かかっているのでヨーデルみたいな声になる。「どうだった~?」と聞かれるも、回答不能。そのままベッドに転がり、しばらく夢の中へどぼん。夕方ようやく正気を取り戻し、うがいもそこそこに、半日分の栄養を摂るべく、残しておいてもらった昼食を平らげた。

そんな訳で今日はお茶会どころではなかったのだけれど、参加してきたワッキーさんたちの話によると、キムさんのところに保健所と通訳の人が来て、結核治療期間分のビザの延長が認められないため、退院したら自国に戻って向うの病院で薬を処方してもらうようにと言われ、おまけに今日の痰検査の結果がプラスマイナスだったために退院が先になる見込みで、ますます帰国まで日数が無くなってしまうと、すっかり取り乱していたとのことだった。
なんでも韓国では結核に対する印象がとても悪く、感染者は周囲から偏見の目で見られ、すでに治っていても病歴に記入すると就職にも差し障るとのことで、日本とはだいぶ事情が異なるようなのだ。一人の人からの情報なのでなんとも言えないけれど、このあたりのお国事情は多分にありそう。気の毒に。

お富さんが今週末に退院、ワッキーさんも来週前半に退院見込みとなった。二人とも痰検査ではどうしてもプラスが出てしまうため、培養検査で4週マイナスであれば退院という判断基準のほうで退院日を決定することになったそう。