A棟に空きがまた出て、ついにジャッキーさんがお引越しとなった。最初は怖かったけれど、今ではすっかり見慣れてしまったユニークな姿を皆で見送る。向うでまた会えるといいわねと手を振って、ジャッキーさんは飄々と歩いていった。
今日は男性部屋でも移動が何件かあり、ICUにも救急車でこれから人が運ばれてくるとかで、看護師さんたちが右往左往している。志村さんとキムさんと入り口で見物がてら立ち話をしていると、間もなく40歳くらいの女性が廊下の向こう側からわたしたちの部屋に移動させられてきた。
今度は中学生のお子さんがいる主婦の方で、血痰が出たのでびっくりして病院に行ったらあれよあれよという間に入院になってしまったとのこと。あいにくご主人が出張中で、お子さんの面倒を見てもらうために、今日は急遽実家のお母さんに来てもらうことにしたとのことだった。どこの家も大変だ。
気がついたら部屋で一番の古株になってしまったので、新しい方にお風呂やその他もろもろの説明をする。それからキムさんとコーヒーを飲みながら異文化交流をして過ごした。
ジャッキーさんはこの部屋に2ヶ月もいたそうなので、そうはならないようにしたいなあ。