Monday, November 30, 2009

22日目

白いリストベルトになることを「感受性が出る」と先生方は呼んでいる。感受性は薬剤感受性のことで、わたしたちには聞きなれない使い方だが、結核菌に薬が有効かどうかを表現する言葉として用いられている。

感受性のあるなしは培養試験を行って調べる。感受性がある=有効であると分かると、この病院では患者のリストベルトが白いものに変更になる。この人は内服薬が効いてるので、あと少し飲み続ければ退院できる見込みですよという印だ。

薬が効いているのかどうかは、いちいち痰をとって調べると思っていたのだけれど、そうではなくて治療開始時に採取した痰を使って、感受性が出るまで培養し続けるものらしい。
わたしが服用しているものと同じ4種類の薬を、採取した痰に使って菌の発育が止まるか、発育するかをみて、感受性を判断するのだそうだ。

入院してそろそろ3週間が経つけれど、わたしの場合はまだ「感受性が出ていない」。
先生の話では、感受性が出るまで2ヶ月かかった人もいたけれど、感受性が出た段階で、その人の場合に内服に必要だった2ヶ月を経過していたため、即日退院になったとのことだった。
もちろん、このまま感受性が出ないこともありうる。その場合は薬を変えていちから再開しなくてはならない。